大ケガから復帰の巨人・立岡宗一郎が717日ぶり安打 通算245安打目

[ 2024年5月26日 16:14 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月26日    甲子園 )

<神・巨>8回、右前打を放った立岡(投手・才木)(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 巨人の立岡宗一郎外野手(34)が26日の阪神戦(甲子園)で717日ぶりとなる安打を放った。

 0―1で迎えた8回、先頭・萩尾の代打に登場。相手先発右腕・才木がカウント1―1から投じた3球目、147キロ内角直球を右前に弾き返した。

 立岡の安打は負傷した2022年6月9日西武戦(ベルーナD)以来717日ぶりとなった。

 立岡は2022年4月9日のヤクルト戦(東京D)で延長10回に梅野から放ったシーズン初安打がプロ14年目で自身初となるサヨナラ弾。同年5月20日の阪神戦(甲子園)では延長12回に決勝打を放って5時間3分の死闘に決着をつけた。

 だが、好調が続いていた同年6月9日に行われた西武戦(ベルーナD)の守備中にチームメートの丸と交錯して担架で運ばれ、翌10日に左膝前十字じん帯損傷の診断。左膝前十字じん帯再建手術を受けた。

 同年オフに育成契約となり、リハビリを経て昨年7月の3軍戦で実戦復帰。阿部監督も「まだまだ戦力」と期待し、ベテランながら昨秋キャンプに参加。今季はイースタン・リーグで打率.256、4盗塁に安定した守備も見せていた。

 今月21日に育成契約から支配下登録および出場選手登録され、同日の中日戦(東京D)で「2番・右翼」に入って即先発出場。712日ぶりの復帰戦では無安打だったものの、いきなり犠打を2つ決めていた。

 前日25日の阪神戦(甲子園)では「5番・右翼」に入って先発出場。立岡は2021年4月4日のヤクルト戦(東京D)で先発5番に入ったことがあり、クリーンアップはこの1度だけ。1147日ぶりプロ2度目の5番抜擢だったが、4打数無安打に終わった。試合前まで4試合12打席連続無安打だったが、今季13打席目で飛び出した待望の今季初安打は通算245安打目となっている。

 

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月26日のニュース