巨人・菅野智之 ノーヒットノーラン逃す 0―0の7回1死から3連打で先制許して降板

[ 2024年5月26日 16:02 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月26日    甲子園 )

<神・巨> 7回、先制を許し降板する菅野(撮影・大森 寛明)
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 巨人の菅野智之投手(34)が26日に出場選手登録され、同日の阪神戦(甲子園)で前回登板から15日ぶり、今季7度目の先発登板。7回の1死まで1四球のみのノーヒットノーランを続けていたが、初めての被安打から3連打で先制を許して92球で降板した。

 体調不良のため予定されていた18日の広島戦(マツダ)を先発回避し、16日に出場選手登録抹消。だが、復帰戦でいきなり快投を見せた。

 気心知れた小林誠司捕手(34)と開幕から7試合連続でのバッテリー。初回から150キロ台を4球計測して3者凡退に仕留め、順調な立ち上がりとなった。

 2回に1死からノイジーに四球を与えたが、3回、4回、5回、6回と3者凡退。敵地・甲子園もさすがにざわつき始めた。

 だが、0―0のまま迎えた7回だった。先頭・中野を左飛に打ち取って1死。ここで打席に迎えたのは3番・森下だった。そして、2ボールからの3球目、外角低めへの149キロ直球を右中間に弾き返され、初の被安打が二塁打に。菅野にとってはこの試合85球目に喫した初めての安打だった。

 だが、これで緊張の糸が切れたのか。続く4番・大山には外角高めスライダーを左前打とされ、1死一、三塁のピンチ。ここで5番・渡辺諒に92球目の内角ツーシームを右前適時打とされて1点先制を許すと、降板となった。

 菅野の投球内容は6回1/3で打者23人に対して92球を投げ、3安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は151キロだった。

 ▼菅野 久しぶりのマウンドでしたが、テンポ良くアウトを積み重ねられたかなと思います。ただ、点を取られた回の、大山選手への1球だけ悔いが残ります。逆転を信じてベンチで精一杯応援します。

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