ドジャース・ロバーツ監督 大谷の足の状態「彼は今90%くらい。無理せず賢くプレーできると確信」

[ 2024年5月27日 00:11 ]

ナ・リーグ   ドジャースーレッズ ( 2024年5月26日    シンシナティ )

ドジャース・ロバーツ監督
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場する。前日のレッズ戦で6回に11打席ぶりの安打となる右翼線への三塁打を放った際に打った直後から終始スピードを上げずに三塁へ到達し、心配する声が上がったがスタメンに名を連ねた。

 試合前にロバーツ監督は大谷の状態について「昨日も言ったように2日前より良くなっている。彼は今90%くらいだと感じている。だからこのまま良くなっていくことを前提に無理せず賢くプレーできると確信している」と語った。

 また、接戦の試合状況では大谷の走塁のギアが一段階上げてしまう可能性があるのではないかと問われると「盗塁をしようとしないこと。スマートであること。そして、彼がラインナップにいることの価値が全てだ。もちろんいろんなことが起こる可能性はあるが、今は彼が(この状態で)なんとかしてくれているという信頼がとても大きい」と大きな信頼を寄せた。

 試合前のロバーツ監督との一問一答は以下の通り。

 ――昨夜の試合後、大谷の左ハムストリングについて話したが大きな問題になると懸念しているか。

 「現状では全くない。昨日も言ったように2日前より良くなっている。彼は今90%くらいだと感じている。だからこのまま良くなっていくことを前提に無理せず賢くプレーできると確信している」

 ――走塁において接戦では一段階ギアを上げると思うがその心配は。

 「盗塁をしようとしないこと。スマートであること。そして、彼がラインナップにいることの価値が全てだ。もちろんいろんなことが起こる可能性はあるが、今は彼が(この状態で)なんとかしてくれているという信頼がとても大きい」

 ――三塁まで進塁した昨日の走塁をどう見ているか。

 「とても印象的だったのは彼が二塁で止まってくれることを期待していたのに、ペースを上げることなくそのまま簡単に三塁まで進んだ」

 ――スイングに影響はないのか。

 「そこはわからない。彼はスイング中に痛めたわけではない。ボールが当たったんだ。だからわからない。確かにこの数日間は彼は何球かミスをしている。それが原因かどうかはわからないが、彼が感じていることは走れているということだ」

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