ヤクルトが2戦連続零封負け…借金は今季ワースト8 3安打と沈黙の打線に高津監督「考え直す必要がある」

[ 2024年5月26日 17:54 ]

セ・リーグ   中日5―0ヤクルト( ( 2024年5月26日    バンテリンドーム )

<中・ヤ>腕を組みベンチから出る高津監督(左)(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトが敵地で中日に、今季初めて2試合連続で零敗を喫する屈辱を味わった。

 相手先発・仲地はアクシデントによりわずか1イニングで交代したが、打線は2回以降の相手投手陣の継投に手も足も出ず。4回に2死からサンタナがチーム初安打となる右前打を放ち、4番・村上が四球を選んで一、二塁としたが、オスナが空振り三振に倒れた。

 8回は中村の左前打でこの試合初めて先頭打者の出塁に成功するも、続く岩田が二ゴロ併殺。最終的に今季ワーストタイの3安打に封じ込められ、0―1で敗れた25日に続いて2戦連続で零敗を喫した。

 投げては先発のドラフト2位右腕・松本健が3回途中に6安打4失点でKOされた。救援陣は1失点と粘ったものの、肝心の打線が完全に沈黙して0―5で完敗。2連敗でチームの借金は今季ワーストの8に。元気のない打線に試合中、左翼席に陣取ったヤクルトファンから「気合を入れろ!スワローズ!」の合唱も。

 悔しい敗戦で交流戦前最後の試合を締めくくることになったが、高津監督は「点をとるためにどうしたらいいのか、我々も選手も含めてもう一度考えなおす必要があるのかなと思います」と、交流戦に向けて気持ちを切り替えていた。

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