大谷翔平は「相変わらずスピード狂だ」 左太腿裏打撲で全力疾走せずとも三塁打 米メディア驚き

[ 2024年5月26日 12:06 ]

ナ・リーグ   ドジャース1―3レッズ ( 2024年5月25日    シンシナティ )

<レッズ・ドジャース>6回、三塁打を放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席にレッズの本拠グレートアメリカン・ボールパーク初安打となる三塁打を放ったが、今季2度目の1試合3三振に倒れるなど4打数1安打。チームも1―3で敗れ、今季ワーストの4連敗を喫した。

 大谷は6回に11打席ぶりの安打となる右翼線への三塁打。これで安打を放った球場は33球場目となり、現在のMLB本拠30球場で安打を放っていないのはパイレーツのPNCパークだけとなった。しかし、この時打った直後から終始スピードを上げずに三塁へ到達した。走塁にも定評がある大谷だけに心配する声が上がった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の体調について、ここ1週間左ハムストリングを負傷しており、全力疾走できなかったと説明した。「彼は少しハムストリングを痛めている。だから彼には賢くプレーすることを勧めている。彼は二塁打だったと思ったようだがボールが来なかったから彼は走り続けた。今はハムストリングを管理することが大事なんだ。だが、状態は昨日より良くなっている。無理はさせたくなかった。良かったのは張りではなく打撲のようなものだ。彼はなんとかしようとしている」。大谷のボブルヘッドデーとなった16日のレッズ戦の初回にけん制のボールが左ハムストリングに当たり痛めた模様だ。

 右太腿裏を打撲しながら三塁打を放った大谷に米メディアは驚きの声を上げた。地元メディア「ドジャース・ネーション」はXで「足を引きずる翔平は相変わらずスピード狂だ」と投稿。地元メディア「ドジャース・テールゲート」はXで「デーブ・ロバーツによると、大谷翔平はここ1週間ハムストリングの故障に悩まされているという。しかし、リーグで最も小さい球場の一つで三塁打を打った。翔平はこの世の人間ではない」と故障を抱えながらも異次元のスピードを見せる大谷に驚いていた。

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