巨人・菅野智之が6回までノーヒットノーラン 2日前の戸郷に続けるか 同一カード2度目なら史上初

[ 2024年5月26日 15:32 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月26日    甲子園 )

<神・巨>先発登板する菅野(撮影・後藤 正志)
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 巨人の菅野智之投手(34)が26日に出場選手登録され、同日の阪神戦(甲子園)で前回登板から15日ぶり、今季7度目の先発登板。6回まで1四球のみのノーヒットノーランを続けている。

 体調不良のため予定されていた18日の広島戦(マツダ)を先発回避し、16日に出場選手登録抹消。だが、復帰戦でいきなり快投を見せた。

 気心知れた小林誠司捕手(34)と開幕から7試合連続でのバッテリー。初回から150キロ台を4球計測して3者凡退に仕留め、順調な立ち上がりとなった。

 味方打線が相手先発右腕・才木から5回まで4安打を放ちながら無得点。無援が続くが、菅野は淡々と投げ続けた。2回に1死からノイジーに四球を与えたが、3回、4回、5回と3者凡退。

 0―0のまま迎えた6回も木浪、才木を連続で右飛に。近本を空振り三振に打ち取った。

 交流戦突入前ラストカードとなった今回の伝統の一戦。24日のカード初戦では今季開幕投手も務めた戸郷翔征投手(24)がNPB史上89人目、101度目のノーヒットノーラン達成。

 菅野は2018年10月14日に行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦・ヤクルト戦(神宮)でノーヒットノーランを達成しているが、レギュラーシーズンで達成すれば自身初。同一カード3連戦で同一球団の投手が2度のノーヒットノーラン達成ならプロ野球史上初の快挙となる。

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