西武 屈辱の球団初2カ月連続8連敗 最速40敗に主将・源田「僕のせいです。すみません」

[ 2024年6月12日 05:30 ]

交流戦   西武1―2広島 ( 2024年6月11日    ベルーナD )

<西・広>9回、内野ゴロに倒れて悔しがる源田(撮影・白鳥 佳樹)
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 屈辱にまみれ、涙がたまる。西武・源田は、両手をついてうずくまったまま動けなかった。1―2の9回2死二塁から、一ゴロで必死のヘッドスライディング。1点届かず、また勝てなかった。「僕のせいです。また頑張ります。すみません」。目は真っ赤だった。

 動けなかった主将のそばまで駆け寄ったのは、7回2失点で3敗目を喫した今井だった。源田の肩を抱いて寄り添い、自身も帽子を深くかぶり涙した。記者の問いかけに答えることができず、ロッカーへ消えた。今季ワーストタイの8連敗。5月に続く2カ月連続は球団史上初の屈辱だった。12球団最速の40敗目。今季最多の借金は22まで膨らみ、交流戦負け越しも決まった。

 渡辺監督代行兼GMは「負けはこっちの責任。何とか勝つゲームをと毎日臨んでいる。何かきっかけが欲しい」と絞り出した。松井監督が15勝30敗の勝率・333で休養。交流戦から再建に乗り出すも3勝10敗、同・231と状況はさらに厳しい。「9番・三塁」で出場した元山が4回に失策すると「締めていかないといけない」と5回の守備から交代させる厳しさは見せた。だが、指揮官交代後に外崎、蛭間と主力が故障離脱。「打線をコロコロ変えたくないが、機能していない」と13試合で12通り目の打順を組むが、チーム打率・172は交流戦最下位だ。

 週初めの火曜日に10連敗では波がつくれない。地元・花咲徳栄の吹奏楽部が左翼席で「コラボ応援」した一戦。源田の高校球児のような必死なプレーも、白星は遠かった。(神田 佑)

 ≪西鉄時代に2度≫西武が5月14~24日以来今季2度目の8連敗。チームでシーズン2度の8連敗以上は、ともに西鉄時代の69年(5月に9連敗、9~10月に9連敗)、71年(5月に11連敗、7月に8連敗)に次ぎ53年ぶり3度目で西武となって以降は初の屈辱。また、2カ月連続で喫したのも今回が初めてだ。

 ▼西武・栗山(交流戦通算1位タイの333安打で迎えた一戦で2本を積み上げて単独トップ)勝ちにつながるような一打で(記録)更新になったら、うれしいと思ったんですけど、それ以上はない。

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