中日の苦労人・ディカーソン 来日1号が千金決勝弾 開幕翌日負傷からの復活「一生覚えていると思う」

[ 2024年5月26日 05:45 ]

セ・リーグ   中日1-0ヤクルト ( 2024年5月25日    バンテリンD )

<中・ヤ>2回、ディカーソン(右)は来日1号ソロを放ち、ベンチのナインとハイタッチ(撮影・椎名 航)
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 米独立リーグからやってきた中日の苦労人助っ人が大仕事だ。復帰2戦目のディカーソンが2回先頭でヤフーレのチェンジアップを右翼席へ。9打席目での来日1号が値千金の決勝弾になり、きょう26日の34歳の誕生日を自ら前祝いした。

 「特別な瞬間。一生覚えていると思う。また一つ、年を取るのでしっかり試合の準備をしていきたい」

 3月29日のヤクルトとの開幕戦で3打数1安打。翌日に腰に痛みが出て同31日に登録を外れた。約2カ月ぶりに再昇格した前夜は無安打。先制弾が来日初打点にもなった。

 負傷直後に妻子が来日し、異国でのリハビリ生活を支えてくれた。「家にいるような感覚で過ごせたし、試合に出る準備もあったからホームシックになる暇はなかった」。生観戦した家族の前で最高の勇姿を見せた。(山添 晴治)

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