カブス・今永昇太　次回登板は中10日で30日ブルワーズ戦　雨天中止を利用し指揮官「タンクを補充」

カブス・今永（AP）
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　カブスの今永昇太投手（30）の次回先発が29日（日本時間30日）のブルワーズ戦に決まった。複数の米メディアが報じた。先発予定だった24日のカージナルス戦が雨天中止となり、次回の登板予定が未定となっていた。

　地元紙「シカゴ・サンタイムズ」はクレイグ・カウンセル監督のコメントとして「これは積極的な行動だ。彼は、異なるリーグ、異なるスケジュール、異なる移動スケジュール、異なる文化への移行を行なっている。それは彼に多くの負担をかける。私たちが（今永の）タンクを補充するためにいくつかのことを行うことができれば、長い目で見れば有益かもしれない」と報道。5月はここまで4登板中、2度が中4日の登板だっただけに登板間隔を空ける狙いがあったようだ。今永は前回登板から中10日での先発となる。

　今永は24日のカージナルス戦で2002年の石井一久（ドジャース）、2014年の田中将大（ヤンキース、現楽天）に並ぶ日本投手最長のデビューから6連勝を目指していたが、ウオーミングアップを始めてすぐ、ロッカーに引き揚げた。

　今永はここまで9試合に先発し5勝0敗。防御率0.84は両リーグトップで、防御率が公式記録になった1913年以降、新人投手のデビュー9先発では歴代最高を残している。