ドジャース・山本由伸 5回4失点で今季2敗目 3回に突然の大乱調「あのイニングはすごく悔いが残る」

[ 2024年5月27日 06:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース―レッズ ( 2024年5月26日    シンシナティ )

<レッズ・ドジャース>レッズ戦に先発したドジャース・山本(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が敵地シンシナティでのレッズ戦に先発し、5回を6安打4失点で降板。3月21日のパドレス戦(韓国)以来となる今季2敗目を喫した。

 初回、2回を0点に抑えた山本だったが、3回に突然、投球が乱れた。安打と四球などで2死満塁のピンチを背負うと、レ軍の5番・インディアに先制の右前2点適時打を許した。さらに場面を2死二、三塁に変え、今度はDHマルティニに左前にポトリと落ちる適時打を放たれて2点を追加された。

 この日は天候の悪化が予想されるため試合開始時間が当初の予定より1時間30分早められた。その予報通り山本が5回を投げ切った直後にグラウンドにシートがかぶせられ、試合は中断。山本もそのまま降板となった。結局、山本は5回で100球を投げ、6安打4失点、8奪三振、2四球。これで5勝2敗、防御率3・51となった。

 山本との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――カーブが武器になっていた。
 「カウントをカーブで割と取っていけた。今日は割とカーブを多く使えたかなと思います」

 ――3回は2アウトからの失点。
 「感覚は今日割と良かったので、あのイニングはすごく悔いが残る。すごく良くない投球になってしまいました。なんとか3回のピッチングだったり、点を取られたにしても、最少失点でいけたら試合の流れも変わったと思いますし、とにかくあの場面を何とか粘ることができなかったので、試合を優位に進められなかったと思います」

 ――3回の投球を振り返って。
 「フォアボールを出してしまい、そこからランナーが溜まっていくにつれ、そこでしっかり自分の投球に戻れたら良かったんですけど、そうはなかなかうまくいかず、失点してしまったかなと思います。点を取られたとしてもなんとか最少失点に抑えられれば良かったかなと思います」

 ――ロス時間だと午前9時開始だったが?
 「多少違いはありますけれど、しっかり試合に備えて合わせていけたので、そこは大丈夫だったかなと思います」

 ――問題なく試合に入れた?
「体調はしっかり試合に合わせて過ごせてはいたので。はい」

 ――チームの連敗を自分で止めたかった?
 「そうですね。このカードも3連敗するのと1勝2敗で終わるのはもちろん違うと思いますし、何とかそういったピッチングができたら良かったなと思います」

 ――湿気の多い気候だった。
 「湿気は感じました。なんかちょっと日本の感じに似ていた。そんな感じでした。投げやすかったかなと思います」

 ――勝負を急いでしまったところはあった?
「いや、それは全くなく、とにかく気持ちとしてはいつも同じ。しっかり1イニングに集中して投げましたし、一人一人に集中して投げてはいました」

 ――デラクルスが二塁にいた時は足を意識したか。
 「多少、他のランナーと比べると多少意識したというか、ランナーをノーマークにしないようなことはもちろんしました」

 ――投げづらさはあった?
 「そのあたりは割と日本の時から、日本の方が細かく練習するので、そういったところはそこまで影響しなかった」

 ――3回以外はいい感じだったか?
 「3回に4失点してまた似たようなミスというか似たような失点をする試合になった。しっかりと次回、より良いピッチングができるようにまた練習していきたいなと思います」

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