エンゼルス・トラウト　左膝手術からのリハビリは順調　復帰時期未定も順調なら夏場に試合復帰か

エンゼルス・トラウト（AP）
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　今月3日に左膝半月板損傷で手術を受けたエンゼルスのマイク・トラウト外野手（32）が25日（日本時間26日）、ガーディアンズ戦の試合中に中継局からインタビューを受け、リハビリが順調に進んでいることを明かした。

　現在はエンゼルスタジアムで1日2回の治療を受け、バイクをこぐなどしてリハビリに取り組んでいると説明。次のステップとしてトレッドミルでのウオーキング、ジョギングと進めば本格的に野球の練習が再開できるとの見通しを示した。

　一般的に回復までに6～8週間とされており、トラウトはここまで3週間が経過。復帰時期については「まだ話していない」としつつ「日に日に良くなっている。今は体力を取り戻そうとしているところだ。まだランニングはできないけど、（ランニング再開は）近いと思うよ」と話した。

　トラウトは近年、故障が続いており、2020年から昨年までの4年間で100試合出場は2022年のみ。今季は離脱が決まった4月30日の時点でリーグトップタイの10本塁打をマークするなど、順調だっただけに、手術決定時は「つらい。悔しいが乗り越える」と涙をこらえながら話した。トラウトを欠いてから9勝13敗と負け越し、現在ア・リーグ西地区最下位に沈むロン・ワシントン監督は大リーグ公式サイトの取材に「健康な状態で戻ってきてほしい。彼が戻ってくるまで我慢するしかない」と話した。