プロ初登板の日本ハム・柳川大晟、3回3失点のほろ苦デビュー 球団初の育成出身、初登板初勝利ならず

[ 2024年5月26日 14:23 ]

パ・リーグ   日本ハムー楽天 ( 2024年5月26日    楽天モバイル )

力投する日本ハムの先発・柳川(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 日本ハム・柳川大晟投手(20)が26日の楽天戦でプロ初登板。3回65球を投げ、3安打3失点で降板した。

 初回は先頭の小郷、小深田と2者連続で四球を与えると、辰己に右前にはじき返され無死満塁に。続く4番・浅村の犠飛で1点を失った。それでもその後は鈴木大を右飛、茂木を左飛に打ち取り、最少失点で切り抜けた。2回は3者凡退に抑えた。

 しかし3回、先頭の小郷に四球を与えると、小深田の適時三塁打を浴び勝ち越しを許した。なおも1死三塁から浅村の犠飛で失点した。

 1メートル91、92キロの本格派右腕は、九州国際大付から21年育成ドラフト3位で入団。3年目の今季から本格的に先発挑戦し、4月25日のイースタン・リーグDeNA戦(鎌ケ谷)で日本球界に復帰したばかりの筒香から空振り三振を奪うなど、4回1安打1失点と好投した。

 今月4日の同楽天戦(同)では5回1失点で先発転向後初勝利をマークし、10日に支配下登録を勝ち取った。

 支配下登録直後となった15日のDeNA戦では、自己最長となる6回を投げ4安打1失点で今季4勝目。これで先発転向後3試合で2勝0敗、防御率1・80と堂々の結果を残して首脳陣からもGOサインが出ていた。

  ▼柳川 大晟 先制点を取ってもらったのにも関わらず、3回で降板していまい悔しいです。思ったより緊張はありませんでしたが、初回の四球は力んでしまいました。全体的に安定していなかったので、全球種でストライクを取ることが今後の課題です。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月26日のニュース