西武・炭谷 難病と闘う子供ら招待 試合前に交流し「一年でも長くやっていきたい」社会貢献活動10年目

[ 2024年5月26日 12:36 ]

パ・リーグ   西武―オリックス ( 2024年5月26日    ベルーナD )

<西・オ(9)>球場に招待した子供たちに記念品を手渡す炭谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武・炭谷銀仁朗捕手(36)が26日、社会貢献活動の一環としてオリックス戦に、難病と闘う子供と家族7組27人を招待した。試合前練習後に、家族1組ずつタオルとサインボールをプレゼントして写真撮影を実施した。

 炭谷は「一年でも長くやっていきたい。(対面したことは)うれしいですよ。生の声を聞けるのは、もう一回頑張ろうという気持ちになる」と語った。

 全国に長期療養を要する難病と闘っているこどもたちが20万人以上いることを受け、プロ野球選手として少しでも社会に役立つ活動をしたいという自身の考えのもと2015年から本活動を始めた。

 公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通じ、難病と闘う子供とその家族を主催試合に招待して交流していて、巨人、楽天在籍時も継続して実施し今年で10年目を迎えた。

 今季はこの日の他、7月7日ロッテ戦、9月14日ロッテ戦の合計3試合、計45組90人の招待を予定している。

 チームは最下位に苦しむが「一試合一試合倒さないといけない状況。一試合一試合勝っていくだけだと思うので、頑張ります」と意気込んだ。

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