巨人が意地の勝利!0―1の9回に岡本和が同点弾 延長10回に丸が決勝犠飛 ドラ1西舘プロ初勝利

[ 2024年5月26日 17:10 ]

セ・リーグ   巨人2―1阪神 ( 2024年5月26日    甲子園 )

<神・巨>9回、丸(中央)は勝ち越しの犠飛を放ち、ベンチ前でタッチを交わす (撮影・須田 麻祐子)
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 巨人は敵地・甲子園で延長戦の末に阪神を下して連敗を阻止。3カードぶりの勝ち越しを決めて貯金2とした。

 2戦連続零敗まであと2死だった9回に岡本和が起死回生の9号同点ソロ。

 そして1―1で突入した延長10回、この回から登板した相手5番手左腕・岩崎に対し、先頭・小林が中前打を放って出塁すると、立岡の犠打と代打・岸田の右前打で1死一、三塁。丸の中犠飛で小林の代走・重信が気迫のヘッドスライディングを見せて勝ち越しのホームインを果たし、これが決勝点となった。

 何が何でも勝ちたかった。

 体調不良での出場選手登録抹消から15日ぶりの復帰戦となった菅野が7回1死まで1四球のみのノーヒットノーラン投球。

 だが、森下に右中間二塁打されて記録が途絶えると、ここから大山、渡辺諒と3連打されて1点先制され、降板を余儀なくされた。

 打線は相手先発右腕・才木から6回までに6安打を放ちながらあと1本が出ず、無得点で快投の菅野を援護できず。このまま負ければ菅野に今季初黒星が付くところだった。

 だが、0―1で迎えた9回、主砲・岡本和が10試合ぶりの一発となる9号ソロを相手守護神・ゲラから放って1―1の同点。2試合連続零敗を免れると、今季8度目の延長戦をものにした。

 9回を3者凡退で仕留めたドラフト1位右腕・西舘はプロ通算18試合目にして待望の初勝利を挙げている。

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