北別府学さん 愛妻が「血小板の減少などで体調が悪化」と報告も侍J躍進で「急に覚醒」

[ 2023年3月21日 15:20 ]

北別府学氏
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 帯状疱疹を発症して療養している野球解説者、北別府学さん(65)のブログが21日、妻・広美さんによって11日ぶりに更新され、北別府さんの病状が報告された。

 広美さんは「決勝進出おめでとうございます!」のタイトルで夫のブログを代わりに更新。「日本代表、勝ちましたね!!主人も観戦することが出来ました!」と書き出すと「大変お世話になっている訪問の看護師さんと喜びを分かち合っているところを写真に収めながら私も涙が出そうでした」として、栗山英樹監督(61)率いる侍ジャパンが14年ぶりに決勝進出を決めた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・メキシコ戦をテレビ観戦している北別府さんの後頭部ショットを掲載した。

 「実はここ数日、血小板の減少などで体調が悪化し点滴と輸血をして頂いておりましたが、昨日から急に覚醒したように言葉が出るようになりました。まだ検査の数値は良くなってはいないのですが、不思議なほど元気を取り戻してくれたように思えます」と広美さん。「本日の勝利には主人も大変勇気づけられたと思います。主人の体調が何とか良くなるようにと念じておりましたが、本日決勝進出という素晴らしい試合を一緒に観戦出来ましたことをご報告させて頂きました。嬉しくてたまりませんね 北別府広美」と結んでいる。

 広島時代にエースとして通算213勝をマークした北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、21年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。だが、21年6月に転倒して側頭部を10数針縫い、尾てい骨を骨折。21年11月には大腿骨骨折が判明して人工大腿骨にする手術を受け、22年には3月の尿毒症に続いて6月には敗血症を発症するなど入退院を繰り返し、腎機能の低下により人工透析を受けていることも公表している。今年2月4日には広美さんがブログを代筆して北別府さんが帯状疱疹を発症したことを公表していた。北別府さん自身がブログを更新したのは1月31日が最後となっている。

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