落合博満氏 世界一へ――劇的勝利も14年ぶりWBC決勝は「丸っきり別物ですよ」キーマンは…

[ 2023年3月21日 20:50 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が21日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。14年ぶりにWBC決勝に臨む日本へ、気持ちを切り替えることを提唱した。

 準決勝のメキシコ戦。4―5で迎えた9回無死一、二塁から不振に苦しんでいた村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が逆転サヨナラ打を放ち、日本は劇勝を収めた。米国との決勝に最高の形で駒を進める形となったが、落合氏は「やってる方はこのゲームはこのゲームで終わりで、次の対戦国とどういう戦いをするかというのは、丸っきり別物ですよ」と切り替えを強調。「1つ区切りをつけないと」と釘を刺した。

 米国は自慢の打線が右肩上がり。1次ラウンド第2戦でメキシコに敗れたものの、以降4試合で計38得点。準決勝は14安打14得点でキューバを圧倒した。落合氏は「やってみないと分からない」と前置きした上で、「米国のバッティングは力を発揮してきただけにね」と強力打線を警戒した。

 決勝のキーマンを「全員」とし、「誰かというわけにはいかないと思う。つながりを持った打線なんでね。誰か一人に比重をあてるというのは、なかなか難しいと思うよ」と総力戦でのプレーに期待を寄せていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月21日のニュース