侍・栗山英樹監督「可能性はゼロではない」　海外メディアから「大谷の決勝登板の可能性」問われ

WBC準決勝   日本―メキシコ （ 2023年3月20日    米・マイアミ ）

WBC準決勝＜日本・メキシコ＞試合前、会見するヌートバー（撮影・光山　貴大）
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で09年大会以来の世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は20日（日本時間21日）、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で準決勝・メキシコ戦を迎える。試合前には栗山英樹監督（61）が公式会見に臨んだ。

　栗山監督は、09年以来となる決勝進出をかけたメキシコ戦へ「ここまでくると、メキシコチームの勢いであったり、本当にいいチームなので。（勝つために）何が必要かというよりも、まずは自分たちのできることをキチッとできるかどうか。その中でチャンスを見出すということになってくると思う」とし、「選手たちが勝ちたがっている、何とかしたいと思っているというのは本当に感じている。あとは、選手を信じて、選手も思い切ってプレーする。プレッシャーはかかると思いますけど、いつも通りやらせてあげられれば」と話した。

　メキシコ戦に勝利すると、21日（日本時間22日）の決勝で米国と対戦する。海外メディアからは大谷翔平投手の決勝登板の可能性について海外メディアからも質問が飛んだ。「（決勝登板は）それに関しては、ゼロではない。可能性はゼロではない」とし「きょうも状態を確認します。ゼロではないですけど、基本的にはピッチャーで使って無理させてはいけないというのがベースにある」と話すにとどまった。