古田敦也氏「日本のピッチャーに似ている」と決勝戦の米国予想先発ケリーの印象語る 若い投手陣にも期待

[ 2023年3月21日 22:04 ]

古田敦也氏
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 野球解説者の古田敦也氏(57)が21日に自身のYouTubeチャンネル「フルタの方程式」を更新。21日(日本時間22日午前8時開始)の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦で日本が対戦する米国を分析した上で警戒した。

 日本は準決勝でメキシコと対戦。4―5で迎えた9回、無死一、二塁から不振に苦しんでいた村上宗隆が、劇的な逆転サヨナラ打を放ち決勝進出を決めた。古田氏は劇的サヨナラ勝利を振り返った上で米国との決勝戦について語った。

 米国マーク・デローサ監督は「まだ話し合うが、恐らくケリーだ」と話し、決勝戦の先発はダイヤモンドバックスで昨季13勝のケリーと示唆した。ケリーのライブBPなどを生で見た古田氏は「凄い剛球があったり、見たことない変化球を持っているピッチャーではない。どちらかといえばオーソドックスで、コントロールが良くて両サイドに緩急つけて投げてくるので、日本のピッチャーに似ている」と印象を語った。「左バッターが決勝も5番までぐらい並ぶと思うんですけど、初回からその選手たちが捉えてくれたらいい試合になると思う」と続けた。

 米国打線は“脅威”と明言した上で「そこに向かっていく若い投手たちに期待したいと思います」と控えの若い投手陣に期待した。

 米国の8回、9回を担うD.ウィリアムズ、R.プレスリーについても「間違いなくいいですね。これはなかなか打てない。アメリカでも抑えをやっている投手なので、フォアボールで崩れる投手ではない」と分析した。「出来るだけ序盤に点数を取って、日本もいい投手陣なので、準決勝みたいに痺れる展開にして勝っていければいいと思います」と話した。

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