中畑清氏が解説 決勝で先発の今永昇太は頭脳派「冷静で配球も頭を使うタイプ。ちょっと期待して」

[ 2023年3月21日 16:40 ]

中畑清氏
Photo By スポニチ

 プロ野球DeNAの元監督で、本紙評論家の中畑清氏(69)が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦で先発予定の侍ジャパン今永昇太投手(29=DeNA)にエールを送った。

 栗山英樹監督から先発を言い渡されている今永は、この日の準決勝メキシコ戦後に取材に応じ、「自分の100%が通用しない相手がいると思うんで、その時に相手の苦手なコース、苦手な球種は何なのかというのを確かめられたらと思います」と、21日(日本時間22日)に迎える大一番へ意気込みを語った。

 今永はここまで韓国戦、準々決勝イタリア戦の2試合に登板し、4回を投げ1失点、防御率2・25の成績。中畑氏は「今永の役割といったら大きいですよね」と話し、「彼はもともと私の大学の後輩なんですよ。後輩の中でも、頭がいい子なんですよ」と、駒大の後輩であると説明した。

 中畑氏によると今永は、頭脳明晰(めいせき)で相手を研究して臨むタイプという。「分析力というのか、相手バッターの分析、相手の弱点を攻め切れれば、何とか抑えることができるんじゃないか」と指摘。「頭にそういう情報を入れながらマウンドにいると思う。冷静であって、配球も頭を使いながらできるタイプなので、ちょっと期待して欲しいんですよね」と解説した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月21日のニュース