清原勝児 初戦で父を「超えた」 第1打席にいきなりHランプ 和博氏の甲子園初戦は…

[ 2023年3月21日 14:45 ]

<第95回選抜高校野球大会 第4日 慶応・仙台育英> 2回、初打席で二塁打を放つ慶応・清原 (撮影・須田 麻祐子)
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 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(55)の次男で、慶応の清原勝児内野手(2年)が仙台育英戦に「5番・三塁」で先発。2回の第1打席で、左前に安打を放ち、相手守備のスキをついて、二塁を陥れる好走塁も見せた。

 父・和博氏が甲子園に初出場したのは、1983年の選手権大会。所沢商と対戦した1回戦に、和博氏は「4番・一塁」で先発した。名門PL学園で1年生が4番を務めるのは史上初。2回先頭打者の第1打席は、カウント2ー0から二ゴロに倒れ、4回2死無走者の第2打席も中飛に終わった。7回無死一塁の好機では、投手への犠打。第4打席も凡退し、「怪物伝説」の第一歩となる試合は4打席3打数ノーヒットだった。

 父も果たせなかった「甲子園デビュー戦」の安打。話題だけでは終わらせない。

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