【阪神・岡田監督語録】打線は湿りがち「打ち合いになった方が困る。ピッチャーが抑えてくれた方が安心」

[ 2023年3月21日 19:37 ]

オープン戦   阪神1―2西武 ( 2023年3月21日    ベルーナドーム )

<西・神>5回無失点投球の西勇(撮影・大森 寛明)
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 阪神は同点の8回に岩崎が2者連続本塁打を浴びて敗れた。試合後、岡田監督は、西純を「9番指名打者」で起用したのは「バント練習のため」だとした。

 ―西勇は前回登板で監督の助言受けていた。今日はきっちりと抑えた。

 「よかったよ。きょうは」

 ―配球の幅が広がったような気がする。

 「球数が少なかったけど、5回でええわと思って。あと、リリーフもちょっと投げてなかったからなあ」

 ―村上は久しぶりの登板だったが。

 「そうやねん。うーん、まあ、本当は(最終回に)浜地もいくつもりだったんやけどな(敗戦で登板機会なし)。まあ明日、投げなしゃあないやん。」

 ―村上はずっと結果を出している

 「内容はずっといいやろ。1イニングじゃなしに、長いイニングを投げられるからな。まあ、イニングを稼ぐというかな」

 ―村上はシーズン中も長いところを任せる存在か。

 「いや、だから、(伊藤将が左肩違和感を発症して)一つ枠があるからな。もうちょっと見てからやな」

 ―西純を9番DHで起用した。

 「バントをさせようと思ったんや。(しかし、走者が)出えへんかったんや。(笑い)。それで9番でな。明日は投げるけど、明日は他のもんでDHを使いたいからな。1人ぐらいは出ると思ったら、出えへんかったんや。ほな打たせなしゃあないやん」

 ―1打席で交代したのは先発する22日の巨人戦を考慮して?

 「そうそうそう。それで(試合途中に)もう帰らせたんや」

 ―西純のバッティングはさすが。

 「まあなあ。(7番か8番の)どっちかが出てくれたら、ちょうどピッチャーでバントをさせられたけど、うまいこといかんわな。それもヒット打ちよるからな(笑)」

 ―もともとバッティングがいい。

 「だから、そやなあ、明日(22日)投げたら、今度はもう投げられへんからな。西(純)もな。だからファームで投げた時に、バントをさせる予定にしてるけどな。

 ―打線はいいピッチャー出てきたら…。

 「まあそんな打てんわなあ。まあ、どんどん打てって言うてもなあ。まあそんな戦いになるよ。今はそんな感じ違うか?打ち合いになった方がどっちかというと困るもんな。ピッチャーは抑えてくれた方が安心するよ、はっきり言うてな。それはどこのチームも今の時期はピッチャーが抑えてくれたらなあ、そうなると思うよ」

 ―伊藤将の状態は。

 「明日(22日)くらいに、ピッチングするかもわからんみたいに言うとったよ。まあちょっと、その様子を見てからやな。明日の」

 ―WBCは

 「(取材は)もうええやろ。今日、記事にならん。今日は書くアレないやろ」

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2023年3月21日のニュース