慶応延長タイブレークで“王者”仙台育英に惜敗 清原和博氏の声援届かず…次男・勝児が初安打も

[ 2023年3月21日 16:36 ]

第95回選抜高校野球大会2日目   慶応―仙台育英 ( 2023年3月21日    甲子園 )

<仙台育英・慶応>2回無死、慶応・清原は左前打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 清原和博氏(55)も甲子園球場に駆けつけたが、慶応(神奈川)は昨夏王者・仙台育英(宮城)に惜敗した。

 0―1の9回1死二塁で代打・安達が起死回生の左前打で追いついた。

 2回に清原氏の次男で、「5番・三塁」の清原勝児内野手(2年)が両校合わせて初安打となる左前打を放つと、父・和博氏も大喜び。同点の際は三塁側アルプス席の大応援団に合わせるように大きなアクションで慶応ナインを称えた。

 今大会初の延長10回からの無死一、二塁タイブレークは先攻の慶応が2死満塁で4番・福井直睦外野手(3年)が捕邪飛、清原勝児が空振り三振に倒れて無得点。その裏、仙台育英にサヨナラ負けを喫した。

 父・和博氏にとってはPL学園(大阪)で優勝2度、準優勝2度、通算13本塁打と大活躍した思い出の甲子園。同じ大舞台で息子のチームの勝利を信じて最後まで応援していた。

 父が見守る中、1安打を放ったが、清原勝児は悔しい甲子園デビュー。初勝利は夏に持ち越しとなった。

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