ムネリン “忍者スライディング”への源田のタッチを称賛「なかなか日本の選手はタッチできない」

[ 2023年3月21日 14:26 ]

川崎宗則
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に2大会出場した、ルートインBCリーグ栃木の川崎宗則内野手(41)が21日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で、流れを変えた遊撃手・源田壮亮(30=西武)のプレーを賞賛した。

 0―3の7回1死からメキシコはトレホが7回1死から四球で出塁。A・トーマスのフルカウントからトレホがスタートを切ったが、トーマスは空振り。捕手・甲斐は二塁へショートバウンド送球。遊撃手・源田壮亮が好捕してタッチするも、トレホはヘッドスライディングから左手を上げてタッチを交わした。

 タッチをかいくぐったトレホの足が二塁べースから離れたようにも見えたが、判定はセーフ。源田は視線をベンチにやると、栗山監督がリクエストを要求。リプレー検証の末、判定はアウトへと覆ってチェンジとなった。

 ミリ単位の攻防を制した源田のタッチに、ライブ配信しているAmazonプライムビデオで解説を務めた里崎智也氏が「源田の1ミリ」とコメント。サッカーW杯の「三笘の1ミリ」から連想のワードにツイッターでは「源田の1ミリ」がトレンド入りした。

 このプレーについて、川崎は「よくメジャーリーグの選手はやるんです、忍者スライディング。あれはなかなか日本の選手はタッチできない。タッチの仕方がわからない」と解説。「日本の土のほうが軟らかいんですよ。アメリカのベース間は滑るんであれが勢いよくできるんです」とした上で「源田選手も初めてだったと思うんですけど、そこをなんとかギリギリでタッチしてくれたおかげ」と力を込めた。

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2023年3月21日のニュース