侍・湯浅 打たれたフォークは「自分の中では投げ切れた」 内野の間抜ける不運な打球

[ 2023年3月21日 13:33 ]

WBC準決勝   日本6-5メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

<メキシコ・日本>8回、パレデスに適時打を許す湯浅(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日(日本時間21日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で準決勝が行われ、日本が劇的なサヨナラでメキシコを下した。9回に村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が逆転サヨナラ打で試合を決めた。

 8回に登板した湯浅も何とか粘った。2番手・山本がつかまり、1死一、三塁からリリーフ。一塁走者に二盗を決められ、二、三塁となり、2死までこぎ着けたが、5番のパレデスに左前に運ばれ、2点差に広げられた。

 「いつ行ってもいいように、準備はできていた」という湯浅は打たれたフォークに関して「そこまで高いボールではないし、自分の中では投げ切れた。最後は抜けてしまいましたが、もう少し低く投げ切れば最高だった」と振り返り、「飛んだところが悪かった」と三遊間を抜けるあたりを悔やんだ。

 それでもブルペンで感じていたアウエーの雰囲気は「マウンドに立ってからはそこまで気にすることもなく、いつも通り、自分の投球はできた」と振り返り、決勝へ「あと1勝して世界一獲りたいので、準備したい」と連投を望んでいた。

続きを表示

2023年3月21日のニュース