敦賀気比の背番18左腕・竹下 大阪桐蔭苦しめ「自信になった」「前田投手を超えるようになりたい」

[ 2023年3月21日 05:20 ]

第95回選抜高校野球大会第3日・2回戦   敦賀気比1―3大阪桐蔭 ( 2023年3月20日    甲子園 )

<大阪桐蔭・敦賀気比>6回2失点と好投した敦賀気比の先発・竹下 (撮影・須田 麻祐子)
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 敦賀気比の背番号18が優勝候補を苦しめた。2年生左腕・竹下海斗が緩急をしっかりつけ、大阪桐蔭に的を絞らせない投球を展開した。6回5安打2失点。先発としての責任を果たした。

 2日前に宿舎で先発を伝えられた。「タイミングを外して、自分の投球をすれば大阪桐蔭でも抑えられる。自信になった」。4回2死一、二塁では得意のチェンジアップで前田悠伍を空振り三振。左腕対決で意地を見せた。

 東哲平監督は前田について「やはりいい投手。ウチにいてくれたら、と思った」と語ったが、竹下は上を見た。「投げ合って、体力とか試合をしっかりつくる投球を勉強させてもらった。前田投手を超えるようになりたい。夏には背番号1で甲子園に戻りたい」と力を込めた。夏こそ勝ちに行く。(鈴木 光)

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2023年3月21日のニュース