侍・栗山監督 完全アウェーも歓迎「選手にとって大きな財産になる」 米国の待つ決勝へ総力戦誓う

[ 2023年3月21日 04:55 ]

WBC準決勝   日本―メキシコ ( マイアミ )

会見で笑顔の栗山監督(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 アウェー感も歓迎する。侍ジャパンの栗山監督はローンデポ・パークでの前日練習を終え、相手のメキシコの大応援が予想される準決勝へ改めて強い意欲を示した。

 「なかなかこれだけの日本の選手が集まって完全アウェーで試合するのはない。それも選手にとって大きな財産になる。簡単ではないけど、選手たちはそれも力に変えてくれると信じてます」。独特の雰囲気、大音響も世界一への一つの道。先人たちが築いた日本野球の歴史も背負って戦う侍たちなら必ず乗り越えられるとし、勝負のポイントに「我慢」の二文字を掲げた。

 「我々ができることをやりきっていく。こちらから崩れない。それが第一条件。我慢できれば可能性が必ず出てくるので、我慢の試合になる」。米国の待つ決勝へ――。総力戦で準決勝を勝ち抜く。(秋村 誠人)

続きを表示

2023年3月21日のニュース