侍・近藤健介がまた2安打 大会6戦中4試合目のマルチ 「最後の1試合も勝って、いい終わり方を」

[ 2023年3月21日 13:19 ]

WBC準決勝   日本6―5メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

<メキシコ・日本>サヨナラ打を放ち歓喜の村上(中央)ら侍ジャパンナイン(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で09年大会以来の世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」での準決勝で、メキシコと対戦。「2番・右翼」で先発出場した近藤健介外野手(29=ソフトバンク)は5打数2安打と役目を果たした。

 4回に右前打を放ってチャンスメークした近藤は、5回2死満塁から左翼へ会心の当たりを放ったが、左翼手・アロザレーナにの好守にはばまれた。「球もどのピッチャーも強かったですし、ああいう場面で1本は、ほしかったなと思います」と語ったが、7回は2死無走者から右前打で出塁。大谷の四球の後、吉田正の右越え同点3ランを呼び込んだ。「流れ的にも何とか出塁したいと思った。(吉田正が)打ってくれたので、いい1本になったと思います」と話した。

 4―5の8回2死一、二塁では見逃し三振に倒れたが、大谷の前を打つ2番打者として、欠かせない存在となっている。「本当に宮崎から1カ月以上やってきて、本当にいいチームになっていると思う。最後の1試合も勝って、いい終わり方をしたい」と決勝戦を見据えた。

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2023年3月21日のニュース