中日・大野雄 4・4ヤクルト戦へ上々仕上げ 救援待機の侍・高橋宏にはエール「思い切ってやってほしい」

[ 2023年3月21日 16:38 ]

オープン戦   中日―オリックス ( 2023年3月21日    京セラドーム )

<オ・中>笑顔でベンチに戻る大野雄(撮影・椎名 航)
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 中日の大野雄大投手(34)が5回2失点。先発登板が見込まれる本拠地開幕戦となる4月4日ヤクルト戦に向けて、上々の仕上がりを示した。

 「きょうは球数、イニングを消化しようというイメージで。最後、(5回1死で、二塁手)福永が失策したところで自分が粘らないと、ですよね」

 投手陣の大黒柱として課題を口にしたが、コースを丁寧に突く直球に、ツーシームやカットボール、フォークにスライダーと織り交ぜて4回まで無失点。5回に杉本に左ソロを浴びるなど2点を失ったものの、調整は順調な様子。次戦は3月28日の楽天2軍戦で、短いイニングをこなし最終調整する方針だ。

 この日の登板前には、侍ジャパンがメキシコを破ったWBC準決勝をテレビやネットで観戦。「朝8時から見ました。(宿舎から京セラへの移動した後も)、僕だけアップの時間が違ったので、最後、見ることができました。自分が侍ジャパンにいるかのように飛び跳ねて喜びました」。侍ジャパンで救援待機する後輩の高橋宏についても触れ、「あしたの決勝で投げるかもしれないし、緊張すると思うけど、思い切ってやってほしい」とエールを送った。

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2023年3月21日のニュース