DeNA2年目小園が5回無失点　伊藤の「甘くてもいいから強い球を投げろ」で好転。

＜巨・D＞三浦監督（左）は小園を出迎える　（撮影・西川祐介）
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　DeNAの高卒2年目・小園が先発し、巨人打線相手に5回3安打無失点の好投。「先頭に死球を出し苦しい立ち上がりだったけど、結果的にゼロで良かった」と振り返った。

　初回先頭のオコエに死球を与え、その後2本の長短打などで2死満塁とされるも、中山を144キロの直球で中飛に抑え切り抜けた。最速は146キロも、初回を終え捕手の伊藤に「コースが甘くてもいいから強い球を投げろ」とアドバイスを受けたことで好転。緩急ある投球も光った。

　1年目の昨季は「小園プラン」で2軍調整が続き1軍登板はなし。5回は1軍ではプロ入り後最長回数で、三浦監督も「調子は良くなかったけどメンタル的にしっかりしている」と評価。右腕の開幕先発陣入りについては指揮官は「いろいろなパターンを考えている」と慎重だった。（大木　穂高）