ここで流れを変えろ!侍ジャパン 7回に執念のリクエスト成功 盗塁でセーフ判定もアウトに覆った

[ 2023年3月21日 10:33 ]

WBC準決勝   日本―メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

<メキシコ・日本>7回、トレホの二盗をタッチアウトにする源田(右)(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で09年大会以来の世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」での準決勝で、メキシコと対戦。7回1死から一走・メキシコのA・トレホ内野手が盗塁でタッチをかいくぐるヘッドスライディングにセーフ判定も栗山英樹監督(61)がリクエストしてアウトに覆った。

 メキシコは「7番・遊撃」で先発出場したロッキーズに所属するトレホが7回1死から四球で出塁。次打者のA・トーマスのフルカウントからトレホがスタートを切った。トーマスは空振りし、捕手・甲斐は二塁へショートバウンド送球。遊撃手・源田が好捕してタッチするも、トレホはヘッドスライディングから左手を上げてタッチを交わした。

 タッチをかいくぐったトレホの足が二塁べースから離れたようにも見えたが、判定はセーフ。源田は視線をベンチにやると、栗山監督がリクエストを要求。リプレー検証の末、判定はアウトへと覆ってチェンジとなった。3点差を追う日本にとって流れの変わるプレーになりそうだ。

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