阪神・大竹 古巣ソフトBに“助言お願い” 2軍で元同僚と対戦「投げ終わった後に感想とか聞ける」

[ 2023年3月21日 05:15 ]

リラックスした表情の大竹(撮影・岸 良祐)
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 古巣相手に投げて、古巣から学ぶ。21日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)に調整登板する阪神・大竹が、その試合後、かつてのチームメートたちから、打者目線での助言を求めることを明かした。

 「投げ終わった後とかに感想とかも聞けると思いますし、(ソフトバンク時代は)小久保さんには、よく投げ終わった後にどうでした?と毎回聞いていたりしていた」

 18年から5年間在籍した古巣との一戦。すでに開幕先発ローテーションに当確ランプをともしている左腕にとっては試運転となるマウンドを有効活用だ。「相手目線で僕が投手だったらどうやって打ち崩すかというのは気になる」。球種や配球のクセなどを把握している元同僚たちから、正確にフィードバックがもらえる絶好機。ソフトバンク時代からルーティンとしていた作業を復活させ、開幕までに微調整を進める。「知っているヤツばっかりなので、インコースは投げやすい」と対戦を心待ちにした。

 この日は鳴尾浜で行われた指名練習に参加し、キャッチボールやダッシュで調整した。100球を予定する登板へ向け「こう投げると決めたら相手もそれを待っていると思う。あえて真逆のような球を投げられる練習をしていきたい」とテーマを設定。開幕2カード目となる4月5日広島戦(マツダ)へ向け、細部の詰めに入る。(石崎 祥平)

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2023年3月21日のニュース