吉田正尚 値千金7回に同点3ラン!バレンティンの大会打点記録に一気に超えた「追いついたのでここから」

[ 2023年3月21日 10:45 ]

WBC準決勝   日本―メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

<メキシコ・日本>7回、同点3ランを放つ吉田(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日(日本時間21日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で準決勝が行われ、日本とメキシコが対戦した。「4番・左翼」でスタメン出場した吉田正尚外野手(29=レッドソックス)は、7回の一発で大会記録を超える13打点目を挙げた。

 3点差を追う7回の2死一、二塁だった。左腕ロメロのチェンジアップを右翼ポール際へ運ぶ同点3ラン。2度の満塁機を逃すなど流れの悪かった日本代表のムードを変える値千金の一撃となった。

 1大会の最多打点記録は、17年にバレンティン(オランダ)が記録した12打点。吉田はこれに一気に超えたことになる。

 吉田は1次ラウンドの韓国戦で3安打5打点と活躍するなど4試合で8打点をマーク。さらに打撃不振の村上に代わり、4番に入った準々決勝・イタリア戦でも侍初アーチを含む2打点を挙げ、ここまで10打点と打線の軸となっている。

 ▼吉田「打ったのはツーシーム。追いついたので、ここから勝ち越しましょう。お待たせしました」

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