味方打線が奮起!楽天マー君 6回4失点も7戦ぶり勝利の権利を手にし降板

[ 2021年6月23日 20:46 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2021年6月23日    メットライフD )

<西・楽>楽天先発・田中将(撮影・尾崎 有希)
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 楽天の田中将大投手(32)が23日、敵地・西武戦に先発。今季は「サタデーマー君」として全9試合(2勝4敗)全て土曜のデーゲームに先発していたが、雨天中止の影響もあり初の水曜日&ナイターでの登板。立ち上がりからリズムが悪く6回8安打4失点でリードを許すも7回、味方打線が奮起し5―4と逆転。5月1日のロッテ戦以来、7試合ぶり勝利の権利を手にしマウンドを降りた。

 19日オリックス戦が雨天中止となり、中10日で今季初のナイターに臨んだ田中将は2点を先制した初回にいきなり失点。14年ぶりにボークを取られるなど1死二塁となって栗山に真ん中低めのスプリットを中前へ弾き返され、1点を失った。

 2回も2死一、三塁から金子に中前適時打を浴び、あっさり同点。2回で56球を要するなどテンポの悪い投球内容となった。

 3回は3者凡退に抑えたが、1点を勝ち越した直後の4回に再び失点。先頭の呉念庭に甘く入ったスライダーを右線へ運ばれ二塁打。その後2死三塁となって愛斗に真ん中低め152キロのストレートを捉えられ、右翼フェンス直撃の適時三塁打で同点とされた。さらに続く柘植にも逆転左前適時打を浴び、この日初めてリードを許した。

 それでも今季最多の111球で6回を投げ切る“意地”を見せマウンドを降りると味方打線が奮起。3―4の7回、相手5番手・渡辺から1死一、三塁とチャンスを作ると岡島が右中間を破る走者一掃の2点適時三塁打で逆転に成功。7回からは2番手として酒居がマウンドに上がった。

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