西武・平良は探求心の塊 きっかけは小学生時代の「ポケモン」

[ 2021年6月23日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2-0楽天 ( 2021年6月22日    メットライフD )

<西・楽>パ・リーグ新記録となる35試合連続無失点を達成し、ウイニングボールを手にポーズを決める平良(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】平良は21歳にして「とことん突き詰める」探究心の塊だ。昨季は高卒3年目で新人王を獲得。年俸は一気に4200万円となったが「大きな買い物をするつもりはない。いつも通り過ごします」と浮ついたところはみじんもなかった。

 小学生時代はゲームの「ポケモン」にはまり「どうやったら勝てるのか」と必死に戦略を考えた。やがて、それが野球に向けられた。19年オフには自腹で70万円以上もかけ、ポータルトラッキングシステムの「ラプソード」を購入。より質のいいボールを投げるため、その数値でも目がいきがちな回転数ではなく、回転軸を強く意識する。

 「元々、投げる力はあった」という才能プラスあくなき探究心。10年後は一体どんな投手になっているのか…末恐ろしい。(西武担当・花里 雄太)

続きを表示

2021年6月23日のニュース