【イースタン期待の若手】ヤクルト1年目・内山壮、古田以来の球団捕手首位打者へ

[ 2021年6月22日 05:30 ]

イースタン・リーグで4本塁打をマークしているヤクルト・内山壮
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 ヤクルトのドラフト3位・内山壮真捕手(18)が「打てる捕手」を目指し、汗を流している。イースタン・リーグでチームトップの4本塁打をマークしている将来の正捕手候補。広角に長打が打てる打撃が売りで、OBのレジェンド捕手で元監督の古田敦也氏(55)が憧れ。球団の捕手では91年の同氏以来となる首位打者とゴールデングラブ賞獲得を目標に掲げた。

 1メートル71の小柄な体格ながら、パンチ力抜群だ。15日に神宮で行われた1軍練習のシート打撃。参加した内山壮は、高津監督ら首脳陣の前で高卒1年目とは思えない痛烈な打球を左中間席に叩き込んだ。

 「広角に強い打球が打てるのが、自分の持ち味。打てる捕手を目指してやっていきたい。キャッチャーでゴールデングラブ、打つ方でも首位打者を獲りたい」。高校通算34本塁打を誇る強打の捕手。小学3年から野球を始め、中学から「強いところでやりたい」と地元の富山を離れ、隣県の石川・星稜中に進学。星稜高では2年夏に正遊撃手として甲子園に出場し、1学年上でプロでもチームメートとなった奥川や、捕手の山瀬(巨人)らと準優勝を果たした。

 高校時代から、どんな日でも必ず素振りをしてきた。「イチローさんが、毎日10分は必ず素振りしていると聞いた。山本昌さんの毎日できる数を毎日やることが一番大切という記事も読んだことがあるので」と言う。継続は力なり――。高い身体能力に、努力する才能も併せ持つ逸材だ。

 プロ入り後は体づくりにも重点を置く。「肉も魚もたくさん食べます」とバランスよくおかずを食べ、プロテインも本格的に摂取し始めた。体重は球団公式サイトでは71キロだが、現在は75キロまで増量。「だんだん飛距離が伸びてきている」とイースタン・リーグでチームトップの4本塁打を放っている。

 4月8日の広島戦(神宮)で1軍デビュー。計6試合に全て代打で出場し、5打数無安打1四球で待望のプロ初安打はまだ出ていない。「まずはスイングスピードを速くしないといけない」。本拠・神宮での活躍を夢見て、バットを振り込む。(青森 正宣)

 ◇内山 壮真(うちやま・そうま)2002年(平14)6月30日生まれ、富山県出身の18歳。星稜では甲子園に1年夏から3季連続で出場。2年夏は遊撃手として、準々決勝の仙台育英戦で2打席連続弾を放つなど準優勝に貢献。3年夏の甲子園交流試合には捕手として出場。20年ドラフト3位でヤクルトに入団。1メートル71、75キロ。右投げ右打ち。

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