侍JAPAN追加招集の阪神・梅野「やってやるぞという気持ちと不安が入り交じっている」

[ 2021年6月22日 05:30 ]

30歳を祝うバースデーケーキを前に笑顔の梅野(本人提供)
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 阪神の梅野隆太郎捕手(30)が21日、スポニチ本紙コラム「梅ちゃん隆儀」の第3回で追加招集が決まった侍ジャパン入りへの心境や東京五輪への決意を余すことなく語った。17日に30歳となった虎の正妻は、前半戦残り21試合への意気込みも口に。首位を快走するペナントレース、夢の大舞台と“激アツな夏”を全力で駆け抜けるつもりだ。

 侍ジャパンに追加招集されたことは素直にうれしい気持ちです。出たい気持ちは変わらず持っていましたし、どんな形であれ、日本を代表して戦える舞台に上がれることに気持ちは高ぶっています。日の丸のユニホームを着るのは、大学4年の日米大学野球選手権以来です。当時を思い返せば、主将だったこともあって相手のアメリカのことよりもとにかく一致団結して、一体感を強めたい、そこに集中していました。だからこそ3勝2敗で勝ち越せたことに充実感もありましたし、第5戦の神宮球場で打ったホームランは鮮明に覚えてますね。

 ただ、オリンピックという舞台は全く経験したこともないですし、今から“緊張するんだろうな”と想像してます。捕手としても早くいろんな投手の球を受けないと不安だし、やってやるぞという気持ちと不安が入り交じっている状態です。心がけるのは背伸びしない普段通りのプレーです。スチールを阻止したり、ブロッキングだったり、自分にとって最低限のことがチームにとって最高の仕事になるように。当たり前のことを当たり前に…その積み重ねが代表チームに貢献することにつながるはずです。

 他球団のいろんな選手が集まる中で、拓也(甲斐)とはたくさん話すことになると思います。元々、自分が大学生の時に拓也はソフトバンクの2軍や3軍にいて、試合もしたことがあります。日本シリーズも経験してるキャッチャーで、話すことで自分にプラスになるだろうし、そこに後輩だからとかは関係ありません。いろんなことを吸収したいし、拓也が先発で出ている時はベンチで相手を見たりしてサポートしたいし、自分の仕事を見つけていこうと思います。良いコミュニケーション、良いチームワーク、良いバッテリーを作るためにも2人で積極的に情報交換していきたいですね。

 タイガースとしては、直近の巨人との3連戦には負け越しました。ジャイアンツもやり返しに来てるというのはマスク越しに感じましたし、この1試合を重く捉えるんじゃなくて、負けたことはしっかり受け止めて自分たちもまたやり返さないといけない。報道などでゲーム差のことも取り上げられますが、他力だけでは広がってはいかないです。例えば、優勝の目安が80勝なら残り40勝。とにかく勝ちを積み上げていくことが今すべきことだと思っています。

 ミスを取り返す、一塁への全力疾走、チャレンジ精神…矢野監督から教わっているいろんなことが重なって今のチームがあると言えるような戦いを自分たちはこれからもしていきます。今こそ、チームカラーを忘れてはいけない。オリンピックも同じです。ザキ、ヤギと僕たち3人はタイガースの代表でもあります。監督から学んでいることを国際舞台でもしっかり出していきます。(阪神タイガース捕手)

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