阪神・梅野 30歳誕生日に侍入りの吉報 左脚負傷の広島・会沢が辞退で岩崎、青柳に次ぐ虎3人目内定

[ 2021年6月18日 05:30 ]

<阪神練習>ティー打撃で汗を流す梅野(撮影・北條 貴史)
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 阪神の梅野隆太郎捕手(30)が東京五輪で金メダルを狙う侍ジャパンのメンバーに選出されることが17日、分かった。内定していた広島の会沢翼捕手(33)が故障のために出場を辞退。代替選手として招集される運びとなった。阪神からは岩崎と青柳に続く3人目の侍ジャパン入りとなる。

 記念すべき日に吉報が舞い込み、喜びも格別だ。17日に30歳の誕生日を迎えた梅野の侍ジャパン入りが内定。広島の会沢が故障のために辞退したことを受け、緊急招集されることが決まった。

 この日の午後に事態が動いた。会沢は15日の西武戦で左脚を負傷し、16日に出場選手登録を外れた。当初はケガの状態が不透明だったが、この日までに現状報告とともに代表辞退の申し入れを受けたため、侍ジャパンの関係者が緊急会議を開き、代替選手として梅野の選出を決定したとみられる。

 梅野自身に加えて阪神球団も代表入りに支障はなく快諾。すでに岩崎と青柳が選出されており、阪神からは矢野輝弘(当時)、新井貴浩、藤川球児が出場した08年の北京五輪以来となる3人が代表メンバーに選ばれる運びとなった。

 梅野はプロ入り後の日本代表経験はないが、福岡大時代に大学侍ジャパンの一員として国際舞台は経験済みだ。4年時には日米大学野球選手権に出場。主将としてだけでなく、代表の4番を務めた実績もあり、期待は膨らむ。

 ここまでの実績、実力は誰もが認めるところ。昨季まで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得。チームの柱として絶対的な存在に成長し、入団8年目を迎えた今季も持ち前の強肩とブロッキングは健在。投手陣からも絶大な信頼を得ており、打撃でもリーグトップの得点圏打率・381で首位快走に攻守で貢献している。

 「チームとして優勝することしか考えていない。今のチーム状況からしたら、何かいいことが起きそうな30歳を迎えた。節目の年に優勝したい思いで、突っ走っていきたい」

 リーグ戦が再開する18日からの巨人戦に向けては強い意気込みを示した。16年ぶり、自身にとっては初となるリーグ優勝に加え「世界一」という新たな目標も生まれた。金メダルとペナント奪回の二つの栄冠を目指す虎の正捕手が、日の丸を背負い、世界のつわものに立ち向かう。

 ▽梅野と日本代表 福岡大4年時に侍ジャパン大学代表に選出され、主将として7月の日米大学野球選手権に出場。全5試合に4番DHでフル出場し、20打数6安打4打点。2勝2敗で迎えた第5戦ではソロ本塁打を含む2安打2打点で勝利に貢献し、日本を2大会ぶり17度目の優勝に導いた。

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