広島最下位脱出!玉村“初物づくし”7回2失点でプロ初勝利 チームに19試合ぶり先発白星もたらす

[ 2021年6月18日 21:23 ]

セ・リーグ   広島7―4DeNA ( 2021年6月18日    東京D )

<D・広>6回のピンチをしのぎガッツポーズする広島先発・玉村(撮影・沢田 明徳)
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 広島は18日、敵地(東京D)で5位DeNAを7―4で下し最下位脱出。2年目の先発・玉村昇悟投手(20)が自己最長7回6安打2失点の好投で“初物づくし”のプロ初勝利。玉村は打っても2回、プロ初打点となる同点打を放つなど活躍。18試合連続で先発勝利のなかったチームに久々の白星をもたらした。

 玉村は初回、2死一、二塁から宮崎に中前適時打を浴び先制を許すも自らのバットで反撃の狼煙。直後の2回、2死一、三塁で打席に立つと、相手先発・浜口の投じた5球目のフォークに足を滑らせながらも食らいつき左前適時打。1―1の同点に追いついた。

 チームは3回、打者一巡の猛攻により一挙6得点で浜口をKO。玉村は3回、桑原に5号ソロを浴びるも緩急をうまく使った投球で三振を量産。自己最多10奪三振とプロ初の2桁奪三振となる快投で4回以降はスコアボードに0を並べ、自己最多の115球を投げ抜いた。

 玉村は投球回、投球数、三振数のすべてが自己最多。打者としてもプロ初打点をマークするなど“初物づくし”のプロ初白星となった。

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