オリックス・由伸 首位獲り3連戦へ先陣 交流戦MVP男が猛牛さらに勢いづける

[ 2021年6月18日 05:30 ]

セ・パ交流戦最優秀選手賞を受賞したオリックス・山本
Photo By 代表撮影

 「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手が17日に発表され、最優秀選手(MVP)に3戦3勝、防御率1・23、33奪三振で11年ぶりの優勝に貢献したオリックスの山本由伸投手(22)が初選出された。賞金200万円が贈られる。チームは、18日から2ゲーム差で追う首位・楽天と敵地で3連戦。14年7月25日以来の単独首位へ、東京五輪で金メダル獲得に挑む侍ジャパンに選出されたエース右腕が先陣を切る。

 新たな勲章を手にしたエースが、さらなる高みを目指す戦いのスタートを切る。チーム3人目の交流戦MVPを受賞したオリックスの山本は、18日の首位・楽天戦に先発する。6連勝フィニッシュで2ゲーム差。2位ソフトバンクの勝敗次第だが、3連勝すれば14年7月25日以来の単独首位に立つ可能性もあり、チームを加速させる快投を狙う。

 「MVPを受賞できて光栄。野手の方やいろんな人の力を借りて獲れた賞。パ・リーグでの順位も、いいところに来ている。この流れに乗って、失速しないように。この3連戦がすごく大事になる」

 自身3連敗で臨んだ交流戦では3試合に先発し最多タイの3勝を上げ22イニングの投球回を大きく上回る33奪三振。前回11日の広島戦では8回先頭の鈴木誠に安打されるまで完全投球を展開し8回を投げ自己最多15奪三振。「まだできないんだと実感できた。しっかり練習して、いつか達成できたら」と成長への糧も得たが、確実に上昇曲線を描いている。

 選出された侍ジャパンでも切り札的存在。19年秋のプレミア12ではセットアッパーとして「世界一」に貢献しており、先発はもちろん、救援でもフル回転が期待されるが、今は目の前の戦いに全力を尽くすだけだ。

 「シーズンを戦うのが第一。勢いを止めないようにいい投球をしてシーズンが終わる時は一番上にいられるように頑張りたい」

 金メダルから、96年以来の25年ぶりリーグ制覇へ。まずは足掛かりとなる白星をつかむ。(湯澤 涼)

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