大谷翔平 6回5安打1失点、勝ち投手の権利持ち降板 “リアル二刀流”で打っては1の0、2四球

[ 2021年6月18日 12:27 ]

ア・リーグ   エンゼルス―タイガース ( 2021年6月17日    アナハイム )

エンゼルス・大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は17日(日本時間18日)、本拠地アナハイムでのタイガース戦に「2番・投手」で投打同時出場。6回78球を投げ5安打1失点、5三振を奪い、勝ち投手の権利を持って降板した。

 今季10度目の先発登板で、投打当時出場は7度目。この日から観客動員の制限がなくなったエンゼルスタジアムのマウンドに上がり、初回は1四球1安打を許したものの無失点、2回は味方の好中継プレーもあり3人で片付けた。2点の援護をもらった直後の3回は2三振を奪い3者凡退。4、5回は安打を許したものの無失点に抑えた。6回1死からはスクープに左越えソロを浴びて1点差に迫られ、この回を終えたところでベンチに退いた。球速は最速97・7マイル(約157・2キロ)で、防御率は2・70となった。勝利投手になれば、投打同時出場し6回4安打2失点10奪三振で2勝目を挙げた4日(同5日)のマリナーズ戦以来の3勝目となる。

 前回登板の11日(同12日)のダイヤモンドバックス戦では「2番・投手」で投打同時出場し、5回5安打2失点で勝敗はつかず、不可解な2つのボークを取られていた。打っては2安打1打点だった。

 打っては、メジャー初登板初先発のタ軍先発右腕マニングと対戦した初回1死の第1打席は四球、3回無死の第2打席は一ゴロ、5回2死の第3打席は四球だった。

 前日16日(同17日)のアスレチックス戦は「2番・DH」で打者として先発出場し、2試合連続本塁打となる右越え19号ソロを放つなど4打数2安打1打点。この日の試合前までの通算成績は、投手は9試合で2勝1敗、防御率2・85、打者は63試合で225打数61安打47打点、19本塁打、10盗塁で打率・271となっていた。

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