広島・床田が連勝で3勝目 山田哲には今季最速150キロ連発 「同じ失敗しないようにと思って投げた」

[ 2020年10月2日 22:04 ]

セ・リーグ   広島7-5ヤクルト ( 2020年10月2日    神宮 )

<ヤ・広15>広島先発の床田(撮影・篠原岳夫)
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 広島の先発・床田が6回3失点でしのぎ、9月25日のDeNA戦(7回1失点)に続く連勝で、今季3勝目をマークした。

 意地を見せたのは、5-3で迎えた5回の2死一塁だ。山田哲に対して、今季最速となる150キロを連発し、最後は空振り三振。「点を取ってもらった後に点を取られてしまっていたので、同じ失敗をしないようにと思って投げました」と、ヒーローインタビューで汗をぬぐった。初回に2点の援護を受けたが同じ初回に2失点。さらに3回に1点のリードをもらいながらも、再び4回に失点し、リードを吐き出していた。それだけに、2点リードとなった5回はエンジン全開で無失点で切り抜けた。

 この日は5三振を奪いながらも4四球。「四球も多かったですし、毎回走者を出す苦しい投球だったが、野手の方が守ってくれた」と感謝し、「カード頭で勝てば流れに乗れる。勝ててよかった。最後まであきらめずに必死に戦います」と、ファンに約束していた。

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2020年10月2日のニュース