巨人 ドラ1候補“近大のギータ”佐藤と面談 榑松スカウト部次長「1年目からレギュラーを獲れる選手」

[ 2020年10月2日 05:30 ]

面談を終えた近大・佐藤(中央)と巨人・榑松スカウト部次長(右)と渡辺スカウト
Photo By スポニチ

 巨人は1日、26日に行われるドラフト会議で1位指名の筆頭候補に挙げている近大・佐藤輝明内野手(21)と面談を行った。榑松伸介スカウト部次長と渡辺政仁スカウトが訪れ、近大グラウンドに隣接する一室で約15分間。榑松部次長は「球団として最高の評価をさせていただいていることをお伝えしました」と語った。

 直前まで行った練習では、柵越えを連発。中堅左の場外に消える推定150メートル弾で締めた。球団は関西学生リーグ通算12本塁打で近大OBの二岡3軍監督が持つ最多13本(82年の新リーグ以降)に迫る長打力に加え、50メートル6秒0の脚力も評価した。

 榑松部次長は「長打を打って走れるという意味では、ソフトバンクの柳田選手のイメージがある。打撃に関して言えば、右と左は違うがウチの岡本。1年目からレギュラーを獲れる選手だと思う」と太鼓判を押した。自然体で落ち着いた受け答えから、人間性も評価した。

 内野も外野も守れる左のスラッガーとの面談は阪神などに続き、6球団目。複数球団との争奪戦が予想される中で、育成方針なども伝えた。

 佐藤は巨人の印象を「選手層が厚くて注目度も他の球団より高い球団」と話し「12球団入ったところで頑張りたい。(走攻守)全部でアピールしていきたい」とリーグ戦での活躍を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月2日のニュース