巨人・丸 「中秋の名月」の下、攻守で光った!初回V打&好捕でM21

[ 2020年10月2日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―3広島 ( 2020年10月1日    マツダ )

<広・巨>初回2死一、二塁、先制タイムリーを放つ丸(撮影・森沢裕)
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 マツダスタジアムの右翼上空に「中秋の名月」が浮かぶ。巨人・丸は「見えましたよ。それが何か」。意に介さずとも、まん丸の月のように攻守で輝いた。

 「ど正面だったんで判断が難しかった」という2回の中堅守備が光った。坂倉が放ったライナーに猛ダッシュし、最後は転がりながら好捕。「ああいう打ち取っている打球は捕れるようにずっと練習しているので成果が出た」と胸を張ったプレーで勢いを与えた。

 バットも輝く。初回2死一、二塁で来日初先発のスコットと初対戦。「見ながらというよりは積極的にいこうと思った」と初球のスライダーを左前に運び、決勝となる先制打。6回にも中越え二塁打で得点につなげた。

 全国的には珍しいが、出身地の千葉県に多い名字の丸。プロ入り後、ルーツが平安時代末期までさかのぼることが分かった。関心を持った母校の千葉経大付の日本史教諭が調べると、源頼朝を支えた有名な領主の末裔(まつえい)であることが明らかになった。

 1180年の石橋山の戦いに敗れ、安房国(現千葉県)に落ち延びた頼朝を世話し、旗揚げに呼応した丸太郎(まるの・たろう)が先祖に当たるという。「調べてもらって、びっくりしました。だから千葉には丸という名前が多いらしい」

 優勝へのマジックが21に減っても「一気に減るわけでもない。目の前の試合に全力で臨まないことには優勝もそうだし、日本一も。そこが最終目標」。広島の地から、東京へ旅立った男が最も欲するのは「天下取り」だ。(田中 健人)

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