ダルビッシュが特注グラブを羽曳野市に寄贈 母・郁代さん「郷土への思いが育ってきている」

[ 2020年10月2日 17:35 ]

ダルビッシュ ( 2020年10月2日 )

 ダルビッシュ有投手の特注グラブを大阪府羽曳野市の山入端創市長に手渡す母郁代さん
Photo By 共同

 カブスのダルビッシュ有投手(34)が2日、今季から使い始めたものと同じ型の特注グラブを、故郷の大阪府羽曳野市に寄贈した。グラブは緑色で「羽」の字をモチーフにした市章が入っている。後日、市役所内に展示される予定だ。

 ダルビッシュ投手は2008年から、公式戦で1勝するごとに10万円を羽曳野市に寄付し続けている。今季はレギュラーシーズンで8勝し、日本勢初の最多勝に輝いた。市役所で開かれた寄贈式で、出席した母郁代さん(62)は「地元を離れる時間が長くなり、郷土への思いが育ってきていると感じる」と、息子の取り組みについて感慨深そうに語った。

 郁代さんから特注グラブを受け取った山入端創市長(39)は「市の誇りに思う。一丸となって応援していきたい」と述べた。

 ダルビッシュは1日(日本時間2日)に先発予定だった本拠地シカゴでのマーリンズとのワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)第2戦が悪天候で延期となり、2日午後1時8分(同日本時間3日午前3時8分開始)の一戦にスライド先発で臨む。
 

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