ソフトバンク 甲斐で堅首!Vスクイズ&ダメ押し弾 ロッテに1差

[ 2020年10月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1楽天 ( 2020年10月1日    楽天生命 )

<楽・ソ>7回、スクイズを決める甲斐(撮影・吉田 剛)
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 首位のソフトバンクは1日、楽天を4―1で下して4カードぶりの勝ち越しを決めた。甲斐拓也捕手(27)が7回に見事な勝ち越しスクイズ。さらに9回にはダメ押しの8号ソロも放って勝利の立役者となった。先発の石川柊太投手(28)は6回1/3を1失点で、約1カ月ぶりの7勝目を挙げた。2位・ロッテが敗れたためゲーム差を1に広げた。

 真っ白な中秋の名月が左翼スタンドの上に輝いていた。銘菓「萩の月」で有名な杜(もり)の都・仙台。流れを変えたのは甲斐だった。バットで小技、大技を繰り出し、4カードぶりの勝ち越しを手繰り寄せた。

 「しっかり振り抜くことができたし入ってくれて良かったです。スクイズも決めることができて、勝ち越せたのも大きかったです」

 0―1の7回。楽天2番手の松井に襲いかかった。栗原の適時打で同点とし、なお1死三塁。甲斐への2球目の速球が大きく高めに抜けたのを、工藤監督は見逃さなかった。次の球は「ああいうボール球は投げないだろうと。ストライクゾーン近辺に変化球が来るのでは」と投手心理を読み切りサインを出す。甲斐は3球目の高めフォークをスクイズ。勝ち越しに成功した。工藤監督が「執念、思い、気持ちが詰まっていた」と絶賛する小技を決めた。

 9回にはジョンソンの150キロ高め直球を強振。まさに“月に向かって打て”といえる打球は、左翼スタンドの上に浮かんだ月へ向かって飛び、ダメ押し8号ソロとなった。

 女房役としても投手陣を巧みにリード。先発の石川には、前日に3安打された1番・小深田対策として「インコースは投げ切らずに。アウトなら弱いから」と伝えた。3回1死一、二塁では外寄りスライダーで二ゴロ併殺、5回2死一、三塁では外角にパワーカーブを要求し三ゴロ。7回2死一、二塁から今季初の回またぎ登板となったモイネロも打者4人を連続で斬った。

 2位ロッテが敗れ、1ゲーム差に広げての首位。負け越した9月は過去の話。10月を白星でスタートし「一試合一試合を全力で戦っていきたい」と攻守で輝いた甲斐が言えば、指揮官も「月が替わってツキが変わり、しっかりいい戦いができた」。おあともよろしく、福岡でまた戦う。

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