立命大 全勝対決制し単独首位、ドラフト候補・有村 要所締め7回1失点好投

[ 2020年9月26日 16:33 ]

関西学生野球連盟令和2年度秋季リーグ戦第4節1回戦   立命大5―1関大 ( 2020年9月26日    ほっと神戸 )

<立命大・関大>関大に勝利し、笑顔の立命大・有村(撮影・平嶋 理子)
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 立命大が全勝対決を制し、単独首位に立った。序盤から相手のミスにつけ込み、着実に加点。今秋ドラフト候補の先発・有村大誠投手(4年=秀岳館)が7回9安打1失点と粘りの投球でチームを勝利に導いた。「走者を出しても、一つ一つアウトを重ねて行けたことが良かった」と振り返った。

 勝因はバッテリーの呼吸だった。同じく今秋ドラフト候補の栄枝裕貴捕手(4年=高知)は試合前のブルペンで有村の投球の軸を、左打者の内に食い込むスライダー、カットボールに決めた。「直球は高く浮いて、捉えられる。見せ球にしよう」。有村の粘りを引き出す、粘りのリード。「関大打線は乗せてしまうと、4点差はすぐに跳ね返される」。2回2死一、三塁、4回無死一、二塁と立て続けのピンチも冷静に対処し、相手に試合の流れは渡さなかった。

 今秋候補の左腕、関大・高野脩汰投手(4年=出雲商)を攻略しての勝利に立命大・後藤昇監督(60)は「今日の試合が一番、前半戦のポイントになる試合だと思っていた」と笑顔だった。

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2020年9月26日のニュース