山田 上宮に逆転勝ち、笹川が突破口 右犠飛で二塁から一気生還 金子監督「僕もびっくり」

[ 2020年9月26日 18:29 ]

令和2年度秋季近畿地区高校野球大会大阪府予選5回戦   山田7―4上宮 ( 2020年9月26日    南港中央 )

<上宮・山田>4打数2安打2打点の活躍を見せた山田・笹川大智
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 キレ味鋭い走塁が逆転勝利への突破口となった。「6番一塁」で出場した山田・笹川大智(1年)は0―2の2回1死満塁、右犠飛で二塁から三塁へとタッチアップ。捕球した右翼手がカットに入った二塁手に送球し、その二塁手が投手へと山なりのボールを返す間に三塁を蹴り、同点のホームへと突っ込んだ。

 「ライトの捕球の体勢が悪くて、三塁は行けると思った。その後はセカンドがピッチャーとの距離が近いのに、上投げで返そうとしていたのが見えた。あの距離で、上投げで返すのは緩い球しか無理だと思って、その瞬間に走りました」

 金子恭平監督(41)からも「あれは大きかったですね。ああいうことをチームで普段からやっていたけど、今日は僕もびっくりしました」と絶賛されたプレー。積極性でチームをけん引した。

 8月30日の2回戦・桃山学院戦で投球を受けて右手首を骨折。以降2週間はギプス装着を余儀なくされ、練習には制限が加わった。「ギプスが着いている間はチームのサポートや体力づくりをしました」。坂ダッシュや左手だけのスイングなど、可能な範囲で練習を重ねてきた。周到な準備が復帰戦での“神走塁”へとつながった。

 新チーム結成以降は左翼を守り、2回戦は「1番・左翼」で出場。しかしこの日は大事を取って一塁での先発出場となった。3回には2点三塁打を放つなど4打数2安打と「走」だけでなく「打」でも本領を発揮。「中学時代から大会でベスト8は取ったことがない」。未知の世界へもトップスピードで突っ込んでいく。

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