阪神・矢野監督 “審判激論”の真相明かす「記者の人が…」

[ 2020年9月26日 22:59 ]

セ・リーグ   阪神1―2ヤクルト ( 2020年9月26日    神宮 )

<ヤ・神>終了後、審判団と話す矢野監督ら(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の矢野監督が試合後、8回に審判団と口論になった場面のいきさつを説明した。

 きっかけは7回の攻撃だった。小幡の本塁アウト判定を巡るリクエスト審議中に「記者の人がチカ(近本)に声をかけて。“セーフなんじゃないか”という。それをチカが一樹(井上コーチ)に“セーフっぽいですよ”と伝えたのか、オレらは分からんけど…」。

 指揮官は直接見ていなかったが、そう説明されたという。その“やりとり”を見ていた審判団から、8回の守備の前に、外部からの情報伝達ではないかという旨の注意を受け、、口論に発展した。

 「ズルすることなんかないわけよ。そういうふうに言われてるような気がしたから」と激高した理由を説明。一方で、「審判の人にとっては、自分らが判定する前にそういうことを言われると、気分も良くないだろうし」と理解を示した。

 試合終了後にも審判団と話し込んだ矢野監督は、「最後はなんというか。おたがいの気持ちが理解できたかなと。審判の人の気持ちも分かったし、おれらの気持ちも分かってくれた」と、“和解”を強調していた。

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