「末代までの恥」発言の野々村元監督、大船渡・佐々木“登板回避”「あり得ない」「プロ育成所へ…」

[ 2019年8月11日 17:28 ]

島根・開星高校野球部元監督の野々村直通氏
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 島根・開星高校野球部で過去に春夏合わせ8度甲子園に導いた元監督の野々村直通氏(67)が11日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」(日曜前11・55)に出演。岩手県大会決勝で163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手が登板を回避し、賛否を呼んでいる現状について私見を披露した。

 賛否両論が沸き上がった佐々木投手の登板回避騒動。野々村氏は「投げさせないことがあり得ない」とキッパリ。「故障したらダメですよ。だけど、県立高校で佐々木くんという逸材がいて、みんなが甲子園に行けるかもしれない、花巻東に勝てるかもしれないと思っていた状況で非常にモチベーションがあった、夢を持った状態だった」とコメント。

 「(甲子園まで)あと一つの決勝戦で、故障もまだしてない状態だった。肩が壊れるかもしれない、壊れそうはしょっちゅうある。周りが限界を決めてしまうが、指導者は毎日見ているから“お前は限界だと思っているけど、まだやれるよ”と教えるのも教育なんです。“先生できました。僕あきらめていたけど、もう一つ上のことができました”っていうのが進歩なんです。このことを体験させることも教育なんです」と持論を展開した。

 「佐々木くんは宝物で、プロで見たいんだと言うなら、ああいう集団の高校野球じゃなくて、プロ野球育成のアカデミックスクールに行けばよかったと思う。僕が一番言いたいのは、佐々木くんが投げたかった意思があったのなら、監督に直訴する選手であってほしかった。“監督さん、僕いけます”と」と語った。

 共演者の大竹まことは野々村氏のコメントを聞いてから「野々村さんの言うことは分かるんだけど、時代は進んでいて、科学的なことを根拠に野球をやった方がいいんじゃないかなと思う」と応じた。

 野々村氏は美術教師で、1988年の開星野球部創設から監督を務め、チームを春夏合わせ8度甲子園に導いた。2010年、夏の甲子園1回戦で21世紀枠出場の向陽(和歌山)に敗れた時に「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」などと発言。その後、発言の責任を取って監督を辞任した。

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