ダル、野々村元監督の佐々木登板回避「あり得ない」に反論「怪我にいいことはない」

[ 2019年8月11日 18:04 ]

カブスのダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(32)が11日、自身のツイッターを更新。島根・開星高校野球部で過去に春夏合わせ8度甲子園に導いた元監督の野々村直通氏(67)が岩手県大会決勝で163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手が登板を回避し賛否を呼んでいる現状に、テレビ番組で「あり得ない」と言及したことに反応した。

 賛否両論が沸き上がった佐々木投手の登板回避騒動。野々村氏はテレビで「投げさせないことがあり得ない」とキッパリ。「故障したらダメですよ。だけど、県立高校で佐々木くんという逸材がいて、みんなが甲子園に行けるかもしれない、花巻東に勝てるかもしれないと思っていた状況で非常にモチベーションがあった、夢を持った状態だった」とコメント。

 「(甲子園まで)あと一つの決勝戦で、故障もまだしてない状態だった。肩が壊れるかもしれない、壊れそうはしょっちゅうある。周りが限界を決めてしまうが、指導者は毎日見ているから“お前は限界だと思っているけど、まだやれるよ”と教えるのも教育なんです。“先生できました。僕あきらめていたけど、もう一つ上のことができました”っていうのが進歩なんです。このことを体験させることも教育なんです」と持論を展開した。

 ダルビッシュは「子供達を怪我から守るために最大限努力するのは当たり前の話です。怪我にいいことはない。健康を維持する努力を前提とし、そこから勝つ為の努力を。その中で育った子供達が大人になれば、将来野球に限らずあらゆる分野で良い指導ができると思います」とツイートした。

 ダルビッシュはこの投稿前に、スポーツ庁の鈴木大地長官が「“高校で燃え尽きてもいい”は時代遅れ。故障なく精いっぱい戦うことが重要」とし、「世の中の流れを敏感に察知し、高校野球は変わらなければいけない」と改革を求めた記事を引用し「素晴らしいです」とツイート。「自分が一番大事だと思うのは子供達の健康であり、健康を維持した上で一人でも輝く選手が増えることだと思っています。暑い中長時間練習させたり、試合や練習で何百球も投げさせるのは教育ではありません」と訴えていた。

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